2011年1月21日金曜日

「フリフオンライン」,初心者から高レベルプレイヤー

リファレクター
 エキサイトは本日(3月26日),MMORPG「フリフオンライン」“春の大規模アップデート”を実施する。今回のアップデートは,「採集システム」や新マップなど,10項目を実装するというものだ。

●「採集システム」
 「リファレクター」という採集マシンに,バッテリーアイテム「リファレクトチャージャー」でエネルギーを補充しながら,各マップの「採集場」で,さまざまな「カケラ」を集めるという新システム。
 カケラの種類は20種類以上用意されており,集めたカケラはペニャ(ゲーム内通貨)に換金できるほか,同じ種類のカケラを10個集めると,精錬に必要な「オリハルコン」や「ムーンストーン」,属性精錬用の「カード」と交換することも可能。
 リファレクターは,ムーンストーンを使用することで性能を上げられ(5段階まで),カケラを採集する間隔を短くできる。
 なお,リファレクターとリファレクトチャージャーは,ゲーム内NPCから購入できるが,リファレクトチャージャーに関しては,以下のようなプレミアム(有料)アイテムも用意される。

?リファレクトチャージャー[ゴールド]
  70フリフコイン(30日使用可能)
?リファレクトチャージャー[シルバー]
  40フリフコイン(15日使用可能)


●新マップ「アズライア」
 雪山をイメージした新デザインのマップで,レベル73?115のモンスターが登場する。アズライアに行くためには,プレミアムアイテム「アズライア?チケット」が必要となる。
 プレミアムアイテムを購入しなければ遊べないマップということになるのだが,その分,このマップに登場するモンスターを倒したときに獲得できる経験値は,通常マップにいる同レベル帯のモンスターを倒したときに獲得できる経験値の1.2倍となる。また,全モンスターが非先攻型(モンスター側から攻撃をしてこない)となっているため,落ち着いて狩りを楽しめる。

?アズライア?チケット
  55フリフコイン(15日間使用可能)
  34フリフコイン(7日間使用可能)


●「アイテム覚醒システム」
 武器と防具(スーツ,シールド)に秘められた能力を解放し,強力なアイテムへと変換するシステム。
 一般精錬や属性精錬,セット装備で発揮されるボーナスオプションに加え,「覚醒オプション」という能力値を付与できる。
 覚醒オプションは,「攻撃速度」や「スキル詠唱時間短縮」など全14種類が用意されており,そのうち3種類までのオプションがランダムで付与される。しかし,必ずしもプラスのオプションが付与されるとは限らず,マイナスになる場合もある。
 アイテム覚醒システムは,フラリスのNPC「ボボタ」に10万ペニャを支払うことで利用できるが,覚醒したアイテムの覚醒オプションを取り消すためには,プレミアムアイテム「覚醒消失の巻物」が必要となる。

?覚醒消失の巻物
  40フリフコイン/5個



●「ファッション強化システム」
 既存の装備アイテムの上から重ね着することで,プレイヤー好みの見た目を楽しめるファッションアイテムに,能力値をランダムで付与するシステム。
 このシステムにより,プレミアムアイテム「女神の祝福」を使うことで,ファッションアイテムの「スーツ」(胴の部位)と「マント」の2か所に,祝福オプションを付与できるようになる。
 祝福オプションは,アイテム覚醒システムの覚醒オプションと同じく,全14種類のオプションから3種類がランダムで付与されるが,マイナスのオプション付与はない。
 なお,祝福オプションもフラリスのNPC「ボボタ」の「ファッション強化の解除」メニューから取り消せるが,覚醒オプションと異なり,これは無料で行える。

?女神の祝福
  30フリフコイン/2個



●「携帯バッグ」
 インベントリとは別にアイテムを持ち運びできる追加スペース。
 基本機能では,6個のアイテムを入れることが可能だが,プレミアムアイテム「魔法の携帯バッグ」を使用すると,アイテムスロットの数を最大で48か所まで増やせる。

?魔法の携帯バッグ
  35フリフコイン/1個(最大2個まで使用可能)


●「アクセサリー精錬」
 所有している指輪やネックレスといった「アクセサリー」の能力を,ムーンストーンを使って精錬することで,最大で+20までアップグレードできる。


●「カードスロット開放システム」
 装備アイテムのスロットにカードを組み合わせ,カードごとに設定された能力を付与する「属性精錬」は,これまで,組み合わせたカードを取り外すことができなかった。
 しかし今回,各街にいるアップグレード職人NPCのところで,カードスロットの開放(カードの取り外し)が行えるようになる。なお,カードスロットを開放した場合,カード自体は失われてしまう。


●「装備レベル減少システム」
 プレミアムアイテム「装備可能レベル減少の巻物5」や,「装備可能レベル減少の巻物10」を使用することで,装備アイテムに設定されている装備可能なキャラクターレベルを,それぞれ5レベル,10レベル引き下げられるシステム。

?装備可能レベル減少の巻物5
  60フリフコイン
?装備可能レベル減少の巻物10
  100フリフコイン


●「ペット復活システム」
 「ペット復活の巻物」を使うことで,死んでしまった「ペット」を復活させられるシステム。ペット復活の巻物は,各街にいるペットテイマーNPCに,同ランクのペット1体と交換できる「ペット復活の巻物?引換券」を5枚集めることで作成できる。


●「1vs1ギルドウォー」
 すでに実装されている「ギルドコンバット」に加え,新たに追加されるギルド戦。対戦前に各ギルドが,出場メンバーと出場順を決め,1人ずつ順番に出して戦っていくというシステムになっている。


 なお,このアップデートを記念して「春のウェルカムキャンペーン」が実施される。このキャンペーンには,新規プレイヤーを対象としたものと,全プレイヤーを対象としたものが用意されている。詳しくは,以下のリリース引用文を参照してほしい。


■「フリフオンライン」 http://www.flyff.jp

#####以下,リ
引用元:マスターオブエピック(Master of Epic) 専門サイト

2011年1月9日日曜日

「Kajiura Produce 3rd Anniversary LIVE TOUR」~Kalafina LIVE 2010 “Red Moon”~ ライブリポー?

 映画「空の境界」シリーズ(全7作)やアニメ「黒執事」「ソ?ラ?ノ?オ?ト」などに多数の楽曲を提供するユニット、Kalafinaの全国ツアー「『Kajiura Produce 3rd Anniversary LIVE TOUR』?Kalafina LIVE 2010 “Red Moon”?」。

【表:当日のセットリスト】 【拡大画像や他の画像】

 プロデューサー?梶浦由記のライブ開催3年目を迎えたツアーであり、梶浦自身も参加するユニットFictionJunctionとKalafinaが、全国5カ所で土日連続のライブを披露するツアーとなる(※仙台はFictionJunctionのみだが、オープニングアクトにKalafinaが登場)。その内5月29日、横浜BLITZで行われたKalafinaのライブをリポートする。

●ツアータイトル?ナンバーからスタート

 Kalafinaは劇場用アニメとしては異例、全7作で完結するという空の境界シリーズの主題歌を担当するために誕生したユニット。梶浦の作り出す幻想的な旋律と歌詞、そしてKalafinaの持つ歌声は高い評価を受け、空の境界シリーズ以外にも楽曲の提供を行うようになった。現在は2ndアルバム「Red Moon」も3月に発表され、そのニューアルバムからの楽曲のお披露目も兼ねたツアーになっている。

 当日の横浜は生憎の曇りのち雨模様、傘がいるような、いらないような……そんな曖昧な空模様となっていたが、むしろKalafinaの持つ楽曲の世界観――曖昧で不安定で足下を揺さぶるような、それでいて光も見える独特の空気感を象徴するような天候ともいえる。約2000人のキャパを持つ横浜BLITZだが、そんな「ここでしか味わえない空気」を吸うべく集まったファンで客席は埋め尽くされていた。

 オープニングはインストゥルメンタル曲「overture」からそのまま「red moon」へ。バックスクリーンに映し出される赤い月、そしてステージを照らす鮮紅のライトを浴びて、赤いドレスを着たWakana、Keiko、Hikaruの3人が歌い上げる。ニューアルバムのタイトル曲、そしてツアータイトルでもある1曲をオープニングで披露するあたり、この楽曲に対する思い入れを感じるような構成だ。

 続く「テトテトメトメ」では、一転してアクティブにダンスを始める3人。ベリーダンス風の旋律&独特の振り付けで、歌いつつ3人集まって、楽しそうにくるくると廻るダンスにフロアーも沸いていた。3曲目「fantasia」もまたオリエンタルなイメージを抱かせるイントロからスタートするが、気付くと疾走感溢れるメロディに変わる不思議な印象の楽曲だ。なお、オープニングからの3曲はすべてRed Moon収録曲。1stアルバム「Seventh Heaven」は前述の空の境界用に書き下ろされた楽曲が中心となっていたが、Red Moonはアニメ?タイアップ曲ではない楽曲が大半を占める、通称「Kalafina第2期」を印象づける構成となっている。3曲目までもタイアップ曲ではなく、やはりKalafinaの活動が新たな域へと歩みを進めたことを感じさせる。

●「どこにもない言葉」を音楽に乗せて

 ここで最初のMCへ。フロアーを埋めたファンたちへの挨拶を終えて「3月にリリースしたRed Moonを引っさげてのツアー、また横浜BLITZに来ることができて本当に嬉しいです」(Hikaru)。

「横浜BLITZは去年の12月以来。ただいまー! しゅうまい大好きWakanaでーす! 今日初めて来てくれた方も、初めてじゃない方も、ここに集まれたことは奇跡です。皆さんもライブのメンバーです、楽しく行きましょう!」(Wakana)

 MCで一体感をあおると、今日はRed Moonからの楽曲を多数お届けします、とアピールし、続く4曲目「sapphire」へ。この曲自体はアルバム未収録だが、最新シングル「光の旋律」のカップリング曲になっている。その後に「星の謡(うたい)」「闇の唄」と、対になるような2曲を披露した。星の謡のイントロで鳴り響いたのは、なんと尺八風なフルートの音色。ドラムのリズムも重く、まるで和太鼓を連想させるトライバルなナンバーだ。闇の唄ではアラブ風、こちらもある意味トライバルな、ダンスも激しい1曲に。

 ここで再びMCに。歌い終えた楽曲の説明をしようとするKeikoに対して「まだ闇の唄の顔(楽曲イメージに合わせたやや険しい表情)になってる(笑)」と突っ込むWakanaに客席からも笑いが起こる。

 続くMCはブレイク?タイムということで、楽曲とは離れて雑談風に。Hikaruにより「体育祭っていつ頃やる?」→「お弁当で入っていると嬉しいおかず」→「崎陽軒(横浜名物のしゅうまい店)について」と、不思議なトークが展開された。

 7曲目からは1stアルバムの楽曲へ。「夏の林檎」はアイリッシュ?フルートが印象的なバラード、「fairytale」「ARIA」は空の境界へ提供された楽曲で、このシリーズからKalafinaを知るファンにとっては嬉しい構成だろう。この2曲にも挿入される(他の曲にも多いが)何語か分からないようなフレーズのコーラスは、「梶浦語」とも呼ばれる造語である。理解できないのは当然で、どこにもない言葉を創造し美しく歌い上げる。この仕掛けもまた、梶浦の楽曲やKalafinaに無国籍感を与えている。無国籍というよりは、異世界感とでも言うべきだろうか? 「どこにもない国の言葉」だからこそ、音楽のように言葉が響く。

●多彩な曲調、しかし世界観は「Kalafina風」に

 ここで3人は一旦退場し、その間はスクリーンに3人のポートレイトが上映される。その後は赤から黒のドレスへと衣装を変えて再登場し、「春は黄金の夢の中」へと突入。梶浦作曲の梶浦語曲のカバー、という珍しい形態の「storia」は、原曲がNHKの歴史番組「歴史秘話ヒストリア」テーマ曲ということもあってか、壮大なイメージの1曲だ。「Lacrimosa」は黒執事EDテーマとして提供された楽曲で、空の境界以来初めてのアニメ?タイアップ曲という位置づけ。Kalafina第2期の開始となった1曲でもあり、アニメのイメージに合わせた重厚なナンバーとなっている。「また風が強くなった」は、これまでの楽曲とは異なる正調なロックナンバーで、フロアーから「オイ! オイ!」とコールも飛び出す。3人もそんなフロアーを煽りつつ、ステージ上で激しく舞い踊る。続く「Kyrie」はトランス?テクノ調のナンバー、「音楽」はギターリフも楽しい弾けまくりな1曲と異なるイメージを持つ楽曲が続くが、どれも聴き終えれば「Kalafina風」なのも面白い。

 17曲目の音楽を終えると「盛り上がりすぎでしょう!(笑)」(Hikaru)というほどの状態に。ツアーを通してこの日のみオールスタンディング(1Fフロアーのみ)ということで、「その分熱気も感じる」(Keiko)といったコメントも。

Keiko 「普段私たちがレコーディングをして、CDを出して、それを聴いてくれる皆さんがいて。歌っていく中で、皆さんに『ありがとう』って目の前で感謝を伝えられるのは、この場所(ライブ)しかないんですね。今日も3人で……おーい」

Wakana 「……はっ、ごめん! ずっとお客さん見てた(笑)。聴いてるー」

Hikaru 「ちょっとタイミング悪かったね(笑)」

 ラストナンバーへ移る前、ファンへの感謝の言葉をつづるKeikoだが、客席をじっと見つめるWakanaが目に入ったようだ。

「3人でこの気持ちをライブで伝えようって話して、わーって出てきました。最後の曲まで、この気持ちを乗せて伝えていきます」(Keiko)。

 そう述べて光の旋律のタイトルがコールされると、ファンからは大拍手が巻き起こる。ソ?ラ?ノ?オ?トOPテーマとして提供された「光の旋律」は、Kalafinaらしいどこか国籍不明な、強いて言えばアイリッシュ?フォーク調の爽やかなメロディ。Wakana、Hikaruの高く透き通る声、そして低音域を締めるKeikoの歌に合わせて、会場全体から手拍子が巻き起こる中でのエンディングとなった。

 その後巻き起こったアンコールに対しては、3色のツアーTシャツへ着替えた3人により「love come down」「sprinter」「I have a dream」の3曲を披露。Kalafinaの世界を3曲で表現したような、サイケなテクノ調、爽やかなギターポップ、メロディアスなピアノ?バラード。そしてやはり、曲調は違えどKalafinaの世界観を崩さないエンディング。歌い終えるとマイクを外し、生声で開場の「前の方」「後ろの方」「2階の方」へそれぞれ呼びかけ、感謝の言葉を叫んでの締め。伝えたかった感謝の言葉を、直接投げかけてライブは終わりを迎えた。


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